郡山市

第2回再エネ技塾開催報告

開催概要

開催日 2013年10月01日(火)〜29日(火)
関連する募集要項 第2回再エネ技塾募集要項
研修会場
座学
日本大学工学部1号館135教室
実習
日本大学工学部1号館135教室
研修内容

今年度から福島大学が実施している再エネ技塾の第2回目は、会場を郡山市の日本大学工学部に移して、10月1日から29日にかけて(正味11日間)実施しました。今回も県内外の企業、自治体、NPOなどから29名の方々に参加いただきました。

基本的な内容は今年5月に福島市内で実施した第1回再エネ技塾を踏襲しつつ、各講義では再エネ関連の最新の情報や事例が紹介されました。
また、今回は新規講座として再エネ事業の形成と運営の方法論を学ぶ「再エネ事業形成・運営論」と、限られた電力を賢く使うためのスマートグリッド技術を駆使したスマートコミュニティ構築にかかる取り組み事例を学ぶ「スマートコミュニティ概論」を追加しました。
メディアの視点ならではの最新情報、再エネ関連政策の現状と課題に加え、各種再エネ事業の基礎と事例を幅広く学んでいただけました。

実習(演習)のテーマは、後述の見学施設との関連を考慮して、「地中熱利用システムプランニング」と「小水力発電事業プランニング」としました。実際の事業は机上でのシミュレーション通りには進まないことがほとんどですが、実習を通じて例えば20kW規模の小水力発電施設を導入するにはどのような工程が必要で経費はどの程度かといったことを学んでいただきました。

今回は再エネ関連施設の見学会も実施し、会場の日大工学部キャンパス内にある「ロハスの家」では、地中熱利用システムを含むさまざまな省エネ・省資源技術により、水道や電気への依存度低減と快適な居住環境とを両立させる取り組みを学びました。
また、郡山市郊外では、安積疏水土地改良区が運営する2MW規模の小水力発電所とともに、新規の小水力発電所の計画地を見学しました。
ロハスの家には電気のみならず太陽熱や雨水を賢く利用する様々な先進的な仕掛けが組み込まれており、「未来を覗けた」という受講者からの感想もありました。また安積疏水では灌漑用水の多目的利用の実際を学んでいただけました。

10月16日に予定していた小水力発電事業プランニング実習は、当日の大型台風のため10月29日に順延して実施しましたが、所定の講義を履修された延べ10名の受講生(地中熱利用システムプランニング5名、小水力発電事業プランニング5名)に修了証書をお渡しして、今回の再エネ技塾を締めくくりました。
※再エネ政策論と地中熱利用システム概論についてのみ、テキストに加えて今回の講義資料を下記リンクから閲覧いただけます。

開催風景

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開講式
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再生可能エネルギー総論

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組織マネジメント論
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ロハスの家見学1

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ロハスの家見学2
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安積疏水土地改良区管理センターにて

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安積疏水土地改良区が運営する小水力発電所
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発電タービンの説明

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小水力発電所候補地から延びる用水路
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小水力発電所候補地の見学

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修了証書授与式

郡山市: その他の活動報告

下記のリンクをクリックすると開催した技塾の活動報告をご覧いただけます。

2013年10月01日(火)〜29日(火)
第2回再エネ技塾開催報告

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