〒960-1296 福島県福島市
2016年5月15日
毎年恒例 柴崎研究室
裏磐梯地下水現地調査を行いました
5月15日(日)に裏磐梯地下水調査を行いました.
今年度初めての柴崎研究室全員そろっての調査です.
参加者は柴崎先生,柴崎研究室大学院生5名,
学類4年生2名,自主的に調査へ参加してくれた2年生1名の総勢9名です.
緻密でたくましい研究室男性メンバー
しっかりもので明るい研究室女性メンバー(?)
まず、磐梯朝日遷移プロジェクトで設置した裏磐梯スキー場地下水観測孔のデータ回収を行いました
温度プロファイル測定,水質サンプリングを行いました
スキー場でのデータ回収の様子
次に、銅沼で水位・水温データの回収と水質調査を行いました.
胴長をはき,腰まで水に浸かっての調査です.
銅沼でのデータ回収の様子
その後,弥六沼,毘沙門沼での自記水位計データの回収,
裏磐梯ビジターセンターでの大気圧データの回収を行いました.
弥六沼でのデータ回収の様子
5月らしいさわやかな天気に恵まれた現地調査でした.
今年度も裏磐梯の地下水に関するデータを定期的に回収し、分析する予定です.
平成28年3月25日(金)
学類生4名,博士前期課程1名が卒業しました
ご卒業おめでとうございます!
卒業生5名と記念写真
研究室全員での記念写真
2016年3月25日に福島大学の卒業式が行われました.
柴崎研究室からは学類4名,博士前期課程1名が卒業です.
学類4年生の一條君と渡部君は社会人に,
五十石君と宮川君は博士前期課程課に進学です.
博士前期課程を修了した金子君は博士後期課程に進学です.
それぞれの道でのますますの活躍を応援しています.
平成28年3月7日~3月8日
JICAキューバ人研修生を喜多方に案内しました
ICAを通じて日本で研修中の5名のキューバの方々を
3月7~8日の2日間の日程で喜多方に案内しました.
≪参加した学類3年生神野さんからの報告です≫
7日は日橋川見学,恋人坂から会津盆地の見学,
喜多方市役所わき御清水公園見学(御清水と柴崎研設置観測孔の見学),
カンプク清水見学,稲村地区と下中村地区の冬水田んぼ実験地および観測孔の見学を行いました.
下中村の冬水田んぼでは,福島県土地・水調整課の青柳さんが
冬水田んぼについて説明してくださいました.
8日は喜多方市役所で副市長さんを表敬訪問させていただきました.
その後会議室をお借りして、柴崎先生と金子さんに
地下水の現状や喜多方での取り組みについての説明をいただきました.
午後からは裏磐梯・猪苗代方面を案内しました.
平成28年2月11日~2月13日
柴崎研究室博士前期課程の佐藤さんと金子君がインドで開催された
国際学会Sixth International Groundwater Conference
(IGWC 2015)
で発表を行いました
3日間の日程でインドのチェンナイ,SRM Universityで開催されました.
27年12月11日,12日に開催予定でしたが,
チェンナイの甚大な洪水被害により2か月延期されての開催でした.
そのため,当初参加予定だった柴崎教授がスケジュールの都合で参加できなくなり
佐藤さん,金子君の学生2人での参加となりました.
学会HPはこちらから ★
≪佐藤さんからの出張報告です≫
会場のSRM University前にて
アメリカ,イギリス,中国,オーストラリア,韓国,日本,バングラデシュなどから
研究者や学生が多数参加し,地下水に関するテーマで発表が行われました.
日本から参加したのは2人だけでした.
学会会場の様子
私は「The analysis of groundwater quality and groundwater flow in Minamisouma
City,Fukushima,Japan」
金子君は「Possibility of aquifer classification based on groundwater temperature
profile in Aizu Basin,Japan」と題した発表を行いました.
緊張しましたが、無事に発表を終えることができました.
学会発表証明書を受け取った2人とマイルスオミ教授
初めてのインド訪問でしたが食事がおいしく,
SRM Universityの方々にも親切にしていただき,充実した国際学会参加となりました.
学会では,大学で行われたこともあり多くの学生や教授,研究者の皆さんと
意見交換や交流をすることができました.
インドでの食事の様子
インドのカレーはスパイシーで,毎日3食カレーでした.
フルーツはとても甘く美味しかったです.上の写真は2日目の
夜にレストランへ食事に行ったときの写真です.
世界遺産の海岸寺院見学
学会発表が終わった後は,マハーバリプラムへ世界遺産を見に行きました.
クリシュナのバターボールや,アルジュナの苦行のレリーフを見学し,
インド世界遺産の壮大さに感動しました.
これらの寺院は花崗岩を掘削して作られています.
平成27年11月29日~12月1日
柴崎研究室に新しく配属された3年生の研修を目的として
信州巡検を行いました
11月29日~12月1日の2泊3日の日程で
柴崎研究室に新たに配属になった3年生を中心に信州巡検を行いました.
参加者は3年生の神野さん,大槻君,
博士課程前期1年の相澤君,佐藤さん,
博士課程前期2年の金子君,柴崎教授の6名です.
長野県大町建設事務所に勤務する,柴崎研究室卒業生の山岸君が
安曇野市の案内役を務めてくれました.
また,安曇野市役所や山岸君の上司の方,(株)サクセンの方にも
説明や案内をしていただき,大変お世話になりました.
ご案内いただいた方々と参加者全員での記念撮影(長峰山山頂にて)
11月29日は長野県佐久市や東御市の地質見学を行いました.
この地は,柴崎教授が学生時代に卒業研究のフィールドとしていた思い出深い場所です.
また、夜は松本市で元信州大学副学長の小坂共栄先生(構造地質学)や
信州大学の大学院生にお会いし,
佐久市(旧望月町)での露頭見学の様子
30日は安曇野市役所の方や長野県大町建設事務所の方,(株)サクセンの方の案内で
安曇野市の地下水や湧水などの見学を行いました.
サクセンの方の案内で地下水観測井を見学する様子 安曇野市の農業用水等の説明を受ける様子
安曇野わさび田湧水群(名水百選)の見学 特別に許可を得て,わさび田を見学しました
12月1日は学芸員の近藤洋一さんの案内で,野尻湖と
野尻湖ナウマンゾウ博物館の見学を行いました.
近藤さん案内での野尻湖ナウマンゾウ博物館を見学
信州の地質や地下水,湧水について理解を深めるよい研修となりました.
また,安曇野では天候に恵まれて,美しい北アルプスを望むことができ,
昼食ではおいしい蕎麦も味わえて,大変充実した巡検でした.
平成27年9月21日~25日
博士前期課程2年の金子君がドイツ,ベルリンで開催された
「FEFLOW 2015 CONFERENCE」に参加しました
「Groundwater Flow and Heat Transport Simulation using FEFLOW
with Detailed Facies Analysis in Aizu Basin, Fukushima, Japan.」
と題して福島県会津盆地の地下水流動と地下水温分布についての発表を行いました.
初めての国際学会へ,たった1人での参加となりました.
慣れない海外でトラブルもありましたが,無事に発表を終え,帰国することができました.
ブランデンブルク門前にて(ベルリン市内)
学会会場の様子
平成27年9月30日(水)
五十嵐さんが博士前期課程を卒業しました
ご卒業おめでとうございます!
博士前期課程2年,社会人 秋入学の五十嵐さんが
修士論文「水文地質構造に基づく会津盆地における地中熱利用適地研究 」
をまとめて卒業しました.
仕事と研究の両立,お疲れお疲れさまでした.
これからも,ますますのご活躍を研究室一同で応援しています.
研究室にて記念撮影
平成27年9月3日(木)
柴崎教授が水資源機構本社にて
総合水資源管理研修(B)で「地下水の開発・利用・管理」と題した講義を行いました
バングラデシュ,ブラジル,マレーシア,モザンビーク,タジキスタン,ベトナムなどの
国々の政府機関や水資源関係の職員,研究者や技術者15名を対象とした講義です.
地下水の利用や管理についての講義を行いました.
皆さん積極的に参加さていました.
参加者との記念撮影
2015年8月21日~7月25日
地学団体研究会第69回総会糸魚川大会に参加しました
地学団体研究会第69回総会が新潟県糸魚川市にて開催されました.
柴崎研究室からは柴崎教授,大学院生の金子君,佐藤さんと相澤君,学類4年の五十石君が参加しました.
地団研福島支部の自己紹介
柴崎教授は「原発問題に地質屋はどう取り組むのか?」と題した原発シンポジウムにて
「福島第一原発の最新状況と原発団研の活動」と題した講演を行いました.
また,柴崎教授が「福島第一原発地質・地下水団研の発足と南相馬市の大年寺層の特徴」,
金子君が「福島県会津盆地における微動アレイ探査による地下地質構造の予察的検討」,
佐藤さんが「福島県南相馬市における地下水の水質と地下水流動系」,
相澤君が「ルワンダ共和国キガリ市の地下水水質の特徴と地下水流動」,
五十石君が「福島盆地の地下水流動と地下水の水質分布」
と題したポスター発表を行いました.
ポスターの説明をする金子君 質問に答える佐藤さん
ポスターの説明をする相澤君 ポスターの説明をする五十石君
1泊2日の巡検では,ジオパークになっている佐渡島にて水中火山岩類や地層などの見学を行いました.
天候にも恵まれ,さまざまな岩石や地層,化石などの観察ができました.
隆起した宿根木海岸にて案内人の説明を聞く 小木半島沢崎海岸潜岩での枕状溶岩の観察
2015年6月2日~7月1日
柴崎教授が技術移転のためキューバへ出張しました
独立行政法人 国際協力機構(JICA)が実施している技術協力プロジェクト
「キューバ国地下帯水層への塩水侵入対策・地下水管理能力強化プロジェクト(第3年次)」のため
今年もキューバに約1か月間出張しました.
6/5ハバナ市内のCUJAE総合大学で,学生向けの物理探査実習を行いました.
参加した学生は,地球物理探査学科に所属しており,
多くは将来,石油関係の企業(公社)に就職するそうです.
女子学生の割合が多いのが特徴的でした.
6/12には水関係の国際会議”Cubagua”(Cubaとスペイン語で水を指すAguaを合わせたもの)において
と題した講演を行いました.
学会プログラム 発表証明書
カウンターパート機関GEARHの人たちとの会議場での記念写真
Cubagua会議場には,役所や企業から多数の出展がありました.
講演会場では同時通訳が行われており,柴崎教授の発表は英語で行い,
参加者は大型スクリーンに映し出されるパワーポイントを見ながら,
ワイヤレス装置でスペイン語同時通訳の音声を聞きました.
発表後には,メキシコやコロンビアからの参加者と地盤沈下について懇談しました.
そのほか,ハバナの南東にあるマヤベケ県の事務所や
ハバナ南西にあるアルテミサ県(ハバナから南西約40km)でも,
地下水モニタリングと地下水モデルの技術研修などを行ってきました.
現地事務所でパワーポイントを使い地下水位データの整理と解析について講義を行っている様子
アルテミサ県での研修の様子
地下水モデル研修実践編の講義の様子
ハバナ市の海沿いのホテルで行われた,JICAプロジェクト主催技術セミナーでの昼食の様子
キューバでは,地下水モデルを扱う女性が多いことが特徴的でした.
出張終盤にはキューバ水利庁での会議にも出席しました.
キューバでは地下水モデル技術とモニタリングネットワークを活用した地下水管理が
検討されており,
今年はアメリカとキューバの国交正常化の動きが高まる中,
例年に比べ滞在先ホテルの確保に苦労しました.
観光客も増えたように思えます.
最後に2015年のカリブ海沿いホテルと海,キューバの街並みです.
2015年5月27日
水資源機構本社にて行われたJICA中東地域総合水資源管理研修において
柴崎教授が講義を行いました
「地下水の開発・利用・管理」と題した講義を行い,
多くの研修生の方から感謝の声をいただきました.
2015年5月16日
恒例 柴崎研究室主催 裏磐梯地下水調査を行いました
5月16日(土)に裏磐梯地下水調査を行いました.
参加者は柴崎先生,藪崎先生,柴崎研究室大学院生3名,
柴崎研究室4年生4名と横尾研究室4年生1名,
柴崎研究室を訪問した3年生6名の合計16名でした.
磐梯朝日遷移プロジェクトで設置した裏磐梯スキー場地下水観測孔のデータ回収と
温度プロファイル測定,水質サンプリングを行いました.
また,銅沼で水位・水温データの回収と水質調査を行い,
その後,弥六沼,毘沙門沼での自記水位計データの回収,
裏磐梯ビジターセンターでの大気圧データの回収を行いました.
今年度は参加者が多く,和気あいあいのにぎやかな調査はとなりました.
調査開始時は雨でしたが予定していたデータはすべて回収できました.
平成27年4月
川原一之著「いのちの水をバングラデシュに ―砒素がくれた贈りもの―」が出版されました
本書にはバングラデシュ砒素汚染問題に長く取り組んできた柴崎教授も登場します
バングラデシュでは3000万人が飲む井戸水に砒素汚染が見つかり,
5万人を超えるヒ素汚染中毒患者が出ています.
本書は,なぜデルタ地帯の地下水に砒素が入るのか,
どうずれば安全な水を供給できるのか,
維持管理体制をどのように築けばよいのか,
砒素の危険をどのようにしたら地域の人に伝えることができるのかを
全力で考え,行動し続けたアジア砒素ネットワーク(AAN)と応用地質研究会,
JICAの活動の記録を,AAN理事である川原一之さんによってまとめられた書籍です.
本文に加え,地図や写真,活動にかかわってきた方々のコラムも交えて
大変読みやすい内容になっています.
本書の中には,このプロジェクトに取り組むきっかけをつくるとともに,
汚染のメカニズムを解明し,安全な水の供給を目指して研究を続けている柴崎直明教授も登場します.
また,柴崎研究室卒業生で,現在,青年海外協力隊員として
バングラデシュの公衆衛生工学局(DPHE)ジェソール県事務所に派遣されている澤橋絹代さんも
若い力として登場します.
既に本研究室HPでも紹介した2014年12月の柴崎教授と研究室学生金子君の
バングラデシュ現地調査についても取り上げられています.
お気軽に研究室にて閲覧ください.
また、福島大学附属図書館でも貸し出しが可能となりました.
これまでの柴崎研究室での取り組みはメコングループをご覧ください.
著書についての詳細 アジア砒素ネットワークHP
書名:「いのちの水をバングラデシュに―砒素がくれた贈りもの―」
著者名:川原一之
出版社:佐伯印刷(株)出版事業部
定価:1500円+税(B6判;208ページ)
2014年12月23日~12月31日
柴崎教授,金子君がバングラデシュで現地調査を行いました
バングラデシュでは地下水ヒ素汚染問題が深刻な社会問題になっています.
柴崎研究室では,アジア砒素ネットワークや新潟大学・九州大学との共同研究で,
地下水ヒ素汚染機構の解明に取り組んでいます.
今回は応用地質研究会の現地活動に,院生の金子君とともに参加しました.
これからの地下水ヒ素汚染対策を検討するための聞き取り調査や現地視察,
データ収集,これまで行った対策の成果確認などを行ってきました.
現地ジェソールでは,柴崎研究室卒業生で,現在,青年海外協力隊員として
公衆衛生工学局(DPHE)ジェソール県事務所に派遣されている澤橋さんが案内役を務めてくれました.
ジェソールに赴任して1年半となります.
はつらつとした笑顔でベンガル語を自在にあやつり,現場を取りまとめ,
頼もしく活躍する姿を見ることができました.
村での聞き取り調査の様子
現地で活躍する澤橋さんとの再会
井戸水のヒ素濃度測定 土取り場での地質調査
小学校に設置された深井戸の視察 村の青年と会話する金子君
アジア砒素ネットワークの援助でつくられた浄水施設とそれを利用する現地の人々
2014年11月
安心・安全でおいしい地下水連絡協議会より
「安全・安心でおいしい第5回地下水サミット」講演のお礼状と記念写真が届きました
2014年11月10日・11日
11月10~11日古殿町勤労者体育センターで開催された
「安全・安心でおいしい第5回地下水サミット」に参加しました
古殿町で開催された「安全・安心でおいしい第5回地下水サミット」において
柴崎教授が「事例紹介」と「サミット司会」を行いました.
研究室4年生の相澤君も参加し、ルワンダでの卒業研究のポスターを紹介しました.
また,これまで柴崎研究室で取り組んできた研究をまとめたポスター展示も行いました.
開催案内はこちらから★
2014年8月20日
研究室学生,相澤君のルワンダ国キガリ市への海外演習出発式が行われました
学類4年生の相澤君が8月24日から10月5日の予定で
ルワンダ国キガリ市にて花崗岩中の地下水に関する現地調査を行います.
大学内で出発式が行われました.
ルワンダ国の概要や演習の計画について説明する相澤君
ルワンダ国キガリ市では地下水に関する資料取集,地下水に関する現地調査などを行う予定です.
また,現地の学校を訪問し,生徒を対象に地下水利用実態アンケート調査や
地下水に関する授業を行う予定です.
2014年7月25日
金子君が福島民報電子版記事に掲載されました
産総研のRA(リサーチアシスタント)として採用された柴崎研究室の金子君が,
福島民報電子版に掲載されました.
大きくて見やすい画像はこちら★
2014年5月29日~6月27日
柴崎教授が技術移転のためキューバへ出張しました
独立行政法人 国際協力機構(JICA)が実施している技術協力プロジェクト
「キューバ国地下帯水層への塩水侵入対策・地下水管理能力強化プロジェクト(第2年次)」のため
キューバに約1か月間出張しました.
主な業務はキューバ国の技術者に地下水モデル作成技術や地下水資源管理技術を移転することです.MODFLOWを使った地下水モデル研修の様子です.
ノートパソコンを使う研修生,後ろは一緒に地下水モデルを教えているLeiさん
現地調査も行いました.
試掘予定地点で議論するカウンターパート 自記水位計を設置した地下水観測井
灌漑用のセンターピボット 石灰岩の空洞に地表水が流入する地点
プロジェクト終盤にはキューバ人技術者を対象としたセミナーが開催されました.
セ ミナー会場に集まったキューバ人技術者 熱心に講演をきく参加者
業務の合間の休日にはハバナから東に100km余り離れたVaraderoという有名な観光地に行ってきました.かつて,キューバ革命前に大富豪デュポンの別荘があったり,マフィアのボス:アル・カポネの別荘があった場所です.革命後は,国有化されレストランになっています.
キューバの美しい海 レストランで出されるロブスター料理
最後にキューバ市街の様子です
地方都市の様子 ハバナの旧市街地
ハバナの海岸沿いの様子 ハバナの海岸沿いの建物
2014年5月10日
裏磐梯地下水調査を行いました
5月10日(土)に裏磐梯地下水調査を行いました.
参加者は,柴崎教授,柴崎研究室の学生5名,理工学類3年生5名の総勢11名です.
磐梯朝日遷移プロジェクトで設置した裏磐梯スキー場地下水観測孔のデータ回収と
温度プロファイル測定,水質サンプリングを行いました.
また,銅沼で水位・水温データの回収と水質調査を行い,
その後,弥六沼,毘沙門沼での自記水位計データの回収,
裏磐梯ビジターセンターでの大気圧データの回収を行いました.
日陰の山道にはまだ雪が残っていましたが,調査は無事に終了しました.
2014年3月31日
金子君が福島民友新聞に掲載されました
4月から博士前期課程に進む柴崎研究室の金子君が,
産総研のRA(リサーチアシスタント)として採用され,
大学での研究と並行して産総研RAとして地下水温の研究を行うことに関する記事が掲載されました.
地下熱利用は再生可能エネルギーの一つとして注目されています.
金子君は主に現地調査が必要な地下水温に関するマップ作成にかかわっていく予定です.
2014年3月31日 民友新聞
大きくて見やすい画像はこちら★
2014年3月25日
平成25年度 福島大学 学位授与式が行われました
柴崎研究室からは学類1名、博士前期課程1名が学位の授与をうけました.
学類4年生の金子君は4月から福島大学博士前期課程に進学します.
学位授与式後に行われた祝賀会では成績優秀者としての表彰も受けました。
さまざまなパソコンソフトを操り,会津盆地の地下水と温度に関する研究や産総研との共同研究など,
柴崎研究室内や関係機関などから今後の研究に対しても大きな期待を集めています.
今後も柴崎研究室で研究を深めるとともに,ますます鍛えられる予定です.
博士前期課程の馬場君は4月から高校教諭としての生活をスタートします.
柴崎研究室で培った研究への取り組み方や研究に対する姿勢,
馬場君の礼儀正しく、何事にも全力で取り組む性格を生かして,
高校地学の教員として,高い専門性を持ち,
多くの生徒や同僚の先生方に愛される教員になることと思います.
期待しています.
2014年3月8日
喜多方市保健センターにて開催された
「喜多方の地下水セミナー」
~「人と自然が共生し,水と緑に輝くまち」を目指して~
と題したセミナーで柴崎教授と学生の金子君が講演を行いました.
福島県,喜多方市,喜多方清水ネットワーク主催の喜多方市民を対象としたセミナーが開催されました.
喜多方市は,昔から地下水が豊富な地域で,かつては各地に清らかな地下水が湧き出す清水が多く,
生活用水(飲み水や消雪など)や地場産業(農業や地酒,味噌など)に利用されてきましたが,
近年では清水が珍しくなっています.
このため,柴崎研究室では,きたかた清水ネットワークと協力しながら
地下水調査や地下水を増やすための“冬水田んぼ”についての研究を行ってきました.
柴崎教授は「喜多方市内の地下水の現状」と題して,
金子君は「冬水田んぼの効果」と題して発表を行いました.
熱心な市民が多数参加し,質疑応答も盛んにおこなわれました.
また、セミナー終了後に行われたアンケートには,
「地下水も資源として考えないといけない」
「飲用水について疑問がありましたが,質問をして分かった」
「地下水に係る認識をもっと深めるべきである.地下水セミナーは,度々催した方がよい.」
「このようなセミナーを年に何回か実施していただきたい.市民の関心を高めることが大切」
などの意見が寄せられました.
2013年12月22日
文京区民センターにて開催された応用地質研究会総会・講演会で柴崎教授が
「福島第一原発の汚染水問題について」と題した講演を行いました.
2013年12月1日~2日
山形県鶴岡市で現地調査を行いました
研究室で毎年この時期に行っている
研究室からは柴崎教授,今年度研究室配属になった3年生4名が参加しました.
さらに,平成22年度卒業の間澤君も実家のある岩手県洋野町から
鶴岡市の地下水に関する研究引き継ぎのために駆けつけてくれました.
また,地元でいつもお世話になっている山形県議会議員の草島さんには,
鶴岡市の地下水の歴史やダム問題について説明していただきました.
地下水観測データの回収後,毎年訪れているクラゲで有名な鶴岡市立加茂水族館がリニューアルに向けて閉館中のため,今年は日本海に臨む遊佐町十六羅漢岩を見学してきました.
2013年11月25日
柴崎教授にエチオピア連邦民主共和国 水灌漑エネルギー省大臣より
感謝状が授与されました
感謝状
柴崎教授にエチオピア連邦民主共和国 水灌漑エネルギー省大臣より,
「エチオピア連邦民主共和国 地下水開発・水供給訓練計画 フェーズ3」プロジェクトにおいて,エチオピア国およびアフリカ諸国の技術者への地下水モデル作成技術や地下水資源管理技術移転を目的とした現地指導や講演などを行ってきたことに対して感謝状が授与されました.
2013年11月2日~4日
第18回アジア地下水ヒ素汚染フォーラム(函館)に参加しました
第18回アジア地下水ヒ素汚染フォーラムの詳細はこちらから★
今回は会場が遺愛女子中学高等学校となったことから,中学生高校生を主な対象に専門家がどのように各地で国際協力に携わっているのかについて,
柴崎教授が「地下水モデルを活用した国際協力」と題した発表を行いました.
また、柴崎研究室から佐藤君が「圧密によるヒ素含有粘土層からの間隙水の排出についての研究 ― ベトナム・ドンタップ省タイ島における概念モデルによる検討
―」と題した発表も行いました.
その他,地下水ヒ素汚染問題について普及をはかるプログラムも行われました.
巡検では赤川・笹流ダム-七飯町・大川水源管理棟-はこだてわいん工場,およびラムサール条約湿地・渡島大沼周辺の水質問題に関する現地見学に参加しました.
〒960-1296
福島県福島市金谷川1番地
TEL 024-548-8437
FAX 024-548-8437
お問い合わせ
nshiba@sss.fukushima-u.ac.jp
(SPAM対策でアットマークが大文字になっています.半角にかえて送信ください.)