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2011年09月25日〜10月02日: インドで開かれた国際会議に参加・発表しました

インド南部にあるタミルナド州の古都マドゥライで開催された地下水の国際会議(IGWC-2011、Fourth International Groundwater Conference)に、柴崎と柴崎研大学院生2名が参加し、それぞれ口頭発表を行いました。インドは世界で最も地下水を多く使っている国で、近年地下水資源の枯渇や水質の悪化、岩盤地帯の地下水開発などが課題となっています。国際会議には、アメリカやフランス、オーストラリア、モロッコ、バングラデシュなど世界各国からも参加者があり、最新の研究成果や気候変動による地下水への影響などについて数多くの発表がありました。

マドゥライで有名なミーナクシー寺院を背景に、大学院生の佐藤君、大内君と

IGWC-2011の会場となったYadava College構内の看板

2011年08月25日〜9月23日: エチオピアに出張しました

JICA(国際協力機構)の「エチオピア国地下水開発・水供給訓練計画フェーズ3」プロジェクトに参加するため、今年もエチオピアに出張しました。エチオピアでは首都のアジスアベバに滞在し、エチオピアおよびアフリカ諸国の技術者に、地下水モデルについての研修を行いました。アフリカ諸国向け地下水モデル研修は、今回で6回目となります。今回の研修には、2011年7月に独立した南スーダン共和国からも研修生が参加しました。

2011年05月31日〜6月29日: キューバに出張しました

JICA(国際協力機構)の「キューバ国気候変動対策のための地下水開発・管理能力向上プロジェクト」に参加するため、一昨年・昨年に続きキューバに出張しました。キューバでは東部のカマグェイ県に滞在し、キューバ人技術者の地下水数値モデル構築能力向上のために研修を行いました。また、6月21日にカマグェイ市で開催された地下水セミナーでは、日本の地下水調査の事例と東日本大震災の影響について講演しました。

2011年03月11日: 東北地方太平洋沖地震の影響 

⇒河北新報社インターネット版に掲載された記事(2011年3月3日付)はこちら

2010年12月23〜31日: ベトナム・メコンデルタに出張しました

アジア砒素ネットワーク(AAN)や応用地質研究会(RGAG)、そして新潟地域をはじめとする全国各地から関係者が集まって結成された「メコン川流域地下水ヒ素汚染研究グループ」の現地調査で、ベトナム南部メコンデルタのホーチミン市とドンタップ省に出張しました。

2010年11月20〜28日: カンボジアに出張しました

アジア砒素ネットワーク(AAN)や応用地質研究会(RGAG)、そして新潟地域をはじめとする全国各地から関係者が集まって結成された「メコン川流域地下水ヒ素汚染研究グループ」の有志など7名で、カンボジア領内メコンデルタの現地調査を行いました。柴崎研究室からは計3名が現地調査に参加し、地下水や河川の水質を測定しました。

2010年11月12日: JICA「イラン国統合的水資源管理2」研修で講師を務めました 

2010年08月20〜22日: 地学団体研究会福島総会が開かれました

地学団体研究会の第64回総会(福島)が、福島大学金谷川キャンパスを会場にして、8月20〜22日に開催されました。柴崎研究室では、大学院生3名がポスター発表を行うとともに、8月20日に行われる現地討論会(巡検)「喜多方の地下水と清水再生」を案内しました。今回の地団研福島総会には、全国の学生が50名近く参加しました。学術シンポや科学運動シンポも充実した内容でした。詳しくは、次の福島総会ホームページをご覧ください。

地学団体研究会 福島総会のホームページ

2010年07月22日: 「水の作文コンクール」表彰式で講演しました

「第32回全日本中学生水の作文福島県コンクール」の表彰式が福島県庁で開かれ、「世界と日本の水事情について」という題名で講演を行いました。とくに、柴崎が実際にアフリカで行った地下水調査や現地の水事情について、写真を使いながら紹介しました。

2010年06月01〜30日: キューバに出張しました

JICA(国際協力機構)の「キューバ国気候変動対策のための地下水開発・管理能力向上プロジェクト」に参加するため、昨年に続きキューバに出張しました。キューバでは東部のカマグェイ県に滞在し、キューバ人技術者の地下水数値モデル構築能力向上のために研修を行うほか、オルギン、ラスツナスにおいてセミナーの講師を務めました。

JICA(国際協力機構)の国別研修「イラン国統合的水資源管理2」で講師を務めました。イラン国からの研修生15名に、「地下水の開発・利用・管理」というテーマで講義を行いました。

東北地方太平洋沖地震は各地に大きな被害をもたらしましたが、幸い、柴崎研究室の被害は軽微で、研究室全員の無事を確認しました。

2011年03月22日: 福島大学放射線計測チームに加わりました 

2011年03月01日: 鶴岡の地下水調査報告会で発表しました 

2011年01月28日: JICA「中東地域統合的水資源管理」研修で講師を務めました 

2010年12月06日: 会津地下水盆について講演しました

本学共生システム理工学類有志で結成された「福島大学放射線計測チーム」に加わり、福島県内や各地の放射線量を測定したり測定結果のマッピングを行ったりしています。

山形県鶴岡市の保健福祉センター「にこ・ふる」で開催された「恵みの水を考える。『鶴岡の地下水調査報告会』〜福島大学 柴崎研究室・調査研究発表」(主催:環境NGOウォーターワッチ・ネットワーク)で、鶴岡市の地下水について柴崎と柴崎研4年生の間澤慎太郎君が発表しました。

JICA(国際協力機構)の地域別研修「中東地域統合的水資源管理」で講師を務めました。エジプト,イラク,ヨルダン,モロッコ、シリアからの研修生に、「地下水の開発・利用・管理」というテーマで講義を行いました。

昨年に引き続き、福島県会津若松建設事務所が主催した講演会で、「会津地下水盆のかん養と地下水利用」というタイトルで講演を行いました。また、柴崎研究室の卒論生で会津盆地南部で研究を進めている山岸和真君が、「会津盆地南部の水文地質構造および地下水流動の解析」と題して卒業研究の中間報告を行いました。柴崎研究室では、今後も会津地下水盆全体の地下水調査や地下水人工かん養についての研究を行っていくことにしています。

2010年11月13〜14日: 第15回アジア地下水ヒ素汚染フォーラムが開かれました

アジア砒素ネットワーク(AAN)と応用地質研究会(RGAG)が共催して毎年開催されている「アジア地下水ヒ素汚染フォーラム」が、2010年11月13〜14日にJICA地球ひろば(東京)で開催されました。柴崎研究室からは計4名が参加しました。柴崎は「広域的地下水流動系からみたメコンデルタの地下水ヒ素汚染」というタイトルで研究発表を行うとともに、パネルディスカッション「アジアのヒ素汚染の現状」でコーディネーターを務めました。

2010年08月26日〜9月24日: エチオピアに出張しました

JICA(国際協力機構)の「エチオピア国地下水開発・水供給訓練計画フェーズ3」プロジェクトに参加するため、今年もエチオピアに出張しました。エチオピアでは首都のアジスアベバに滞在し、エチオピアおよびアフリカ諸国の技術者に、地下水モデルについての研修を行いました。アフリカ諸国向け地下水モデル研修は、今回で5回目となります。

採取されたコアサンプルの状況







地質ボーリングの作業風景

地質調査見学会の様子

乙字ヶ滝(日本の滝100選)、滝の河床は白川火砕流

須賀川市の浜尾遊水地(越流堤)

2005年5月26日: MTSU教員と懇談しました

アメリカのミドルテネシー州立大学(MTSU)の教員および学生(計20名)が、福島大学を訪問しました。一行には、カメルーン出身のTesi Moses K教授(国際政治学)やエチオピア出身のDeme Mamit教授(国際経済学、発展途上国論)がいて、懇談会の席上、両国の地下水・環境問題や安全な飲料水の供給等について親しく意見交換を行いました。

MTSUには地球科学関係の学部もあるとのことで、今後、両大学の交流が一層拡大できると期待されます。

2005年6月2日: 日立北高校で大学模擬授業を行いました

茨城県立日立北高等学校で、「大学模擬授業」を行いました。

授業のテーマは、「水資源開発と環境問題 −現場の最前線から考える−」でした。高校生の皆さんに大学での学問に興味をもっていただける内容で授業を行うとともに、新生福島大学を紹介しました。

2005年5月8日: 地質調査見学会を開催しました

福島大学金谷川キャンパスの共生システム理工学類研究実験棟用地内で、地盤の状況を確認するための地質ボーリング調査が行われました。

地質ボーリングは2箇所で掘削され、オールコアボーリングと標準貫入試験が実施されました。

当日は、柴崎研究室の呼びかけにより、5名の教員と3名の学生が参加して、地質ボーリングの様子を見学するとともに、金谷川キャンパス周辺の露頭で地質観察を行いました。

郡山市の金沼樋門

本宮町の左岸特殊堤

物理検層の様子を見学する参加者

2005年6月16日: 阿武隈川流域を見学しました

国土交通省福島河川国道事務所のご案内で、福島県内の阿武隈川流域を見学しました。

この見学会には、共生システム理工学類環境システムマネジメント専攻の教員など8名が参加しました。阿武隈川では、1998(平成10)年8月および2002(平成14)年7月の洪水被害を繰り返さないため、「阿武隈川平成の大改修」が進められています。須賀川市から宮城県境までの区間について、河川の状況や改修事業の現状などを見学しました。

得られたコアサンプル

2005年7月18日: オープンキャンパスでパネルを展示しました

2005年福島大学オープンキャンパスが、7月18日(月)【海の日】に開催されました。

柴崎研究室では、研究室の活動や研究内容等を紹介するパネルを3枚展示しました。

オープンキャンパス当日は、全体で約2,500名の参加者が訪れ、柴崎研究室が展示したパネルも多くの高校生たちが見ていました。

見学した簡易ボーリングマシーン

トルファン市南東部で洪水により流された道路橋。8月8日撮影。

トルファン市東部における洪水土砂の堆積状況。後ろは火焔山。

2005年7月20日: 簡易ボーリングマシーンの見学会を開催しました

柴崎研究室の主催により、福島大学金谷川キャンパス構内で、簡易ボーリングマシーンの見学会を開催しました。

近年、地質汚染や地下水汚染の現場では、簡易ボーリングマシーンがよく使われるようになっています。当日は、教員・職員・学生・研究生など15名が参加して、
簡易ボーリングマシーンによる掘削状況や、コアサンプルの採取方法、物理検層の様子を見学しました。

2005年8月4日にウルムチ市で開催された中間報告書発表会の歓迎横断幕

近代化したトルファンの街並み。手前は葡萄棚。

コース終了式の様子

アカキ井戸群の現地見学

最新のソフトを使用した地下水モデル演習

2005年7月26日〜8月12日: 中国に出張しました

中華人民共和国西部に位置する新疆ウイグル自治区の地下水資源を調査するため、7月26日から8月12日まで出張しました。 

国際協力機構(JICA)が実施している「中国新彊トルファン盆地における持続的地下水資源利用調査」の中間報告書発表会に参加し、調査結果を報告しました。また、2005年8月5日に新疆で発生した50年ぶりといわれる大雨による洪水についても、その被害状況を見てきました。

地下水モデル訓練の講義の様子

2005年地下水モデル訓練コースの参加者

旧昭和電工鹿瀬工場排水口で説明する坂東克彦弁護士

EWTEC訓練コースのHP

阿賀野川にある鹿瀬発電所

2005年8月16日〜9月30日: エチオピアに出張しました

エチオピア連邦民主共和国の首都アジスアベバで開催された、第2回アフリカ諸国向け地下水モデル技術訓練のため、8月16日から9月30日まで独立行政法人 国際協力機構(JICA)の短期専門家として出張しました。

この訓練には、エチオピアから14名、エチオピア以外のアフリカ諸国から15名の研修生が参加しました。

訓練の様子は、下記のEthiopia Water Technology Center(EWTEC)のホームページにも掲載されています。

旧昭和電工鹿瀬工場の現在の様子

摺上川ダム案内の様子

2005年11月04〜06日: 第10回アジア地下水ヒ素汚染フォーラムに参加しました

アジア砒素ネットワークと応用地質研究会主催の、第10回アジアヒ素汚染フォーラムが新潟で開催され、それに参加しました。

フォーラムに先立ち、11月04日には、新潟水俣病問題に長年弁護士として取り組んできた坂東克彦さん(新潟水俣病第一次訴訟弁護団幹事長)の案内で、阿賀野川に沿って旧昭和電工鹿瀬工場や鹿瀬発電所から河口まで現地見学を行いました。

フォーラムでは、エチオピアの地下水モデル訓練に参加したガーナの技術者2名と連名で、「アフリカ・ガーナにおける地下水ヒ素汚染」について発表し、ガーナにおける地下水ヒ素汚染問題の状況を報告するとともに、今後アフリカ各地の金鉱山周辺で地下水ヒ素汚染が見つかる可能性があることを指摘しました。

ハノイ自然科学大学(HUS)地質学部の学生たち

2005年11月14〜15日: JICA中国研修生を案内しました

ハノイ国家大学(VNU)ハノイ自然科学大学(HUS)

2005年11月30日: 理工コロキウム「現在のアフリカを語る」で発表しました

第1回共生システム理工学類コロキウム「現在のアフリカを語る」が次のように開催されました。

日時: 2005年11月30日(水) 15:00〜17:00
場所: 福島大学金谷川キャンパス共通講義棟 M1教室

このコロキウムで、「アフリカにおける地下水開発と管理」を発表しました。タンザニアやモーリタニアでの地下水調査の事例や、アフリカにおける地下水管理の問題点を紹介し、今後の展望について見通しをお話しました。

南アフリカのカカトアルキのお話をされた塘先生の発表とともに、アフリカへの関心が高まるきっかけになれば思います。

独立行政法人 国際協力機構(JICA)が実施している「中国新疆トルファン盆地における持続的地下水資源利用調査」の一環として、地下水利用計画訪日研修に参加している中国人研修生2名が、福島大学柴崎研究室を訪れました。

今回福島大学を訪問したのは、
Nuerdind Niyaziトルファン市副市長および新疆ウイグル自治区水文水資源局Wu Chaocun高級工程師の2名と、同プロジェクトの雷沛豊博士、それに日本国際協力センター中国語通訳の橋本和子さんです。

柴崎研究室では、トルファン盆地における地下水調査結果や日本における地下水調査管理技術等について説明しました。また、研修生一行の山川副学長への表敬訪問に同席しました。

翌15日には、共生システム理工学類の長橋良隆さんとともに摺上川ダムに案内し、その後猪苗代湖から郡山にかけて安積疎水の見学を行いました。

ハノイ国家大学(VNU)人文社会科学大学(USSH)

ハノイ市旧市街地の様子

ウルムチ発表会での質疑応答の様子。新疆ウイグル自治区やトルファン地区関係者が多数出席し,今後のトルファン盆地での水利用について活発に議論されました。

ウルムチ市での発表会の様子。トルファン盆地の地下水シミュレーション結果について発表しました。

2005年12月09〜16日: ベトナム・ハノイに出張しました

ベトナムの首都ハノイに出張し、福島大学と学術交流協定を結んでいるハノイ国家大学(VNU)人文社会科学大学(USSH)と今後の交流や共同研究等について協議を行いました。また、VNU傘下のハノイ自然科学大学(HUS)も訪問し、研究教育の様子を見聞するとともに、今後の学術・学生交流についても意見交換を行いました。

このほか、紅河デルタやメコンデルタなどベトナム各地で発生している地下水ヒ素汚染問題や地下水塩水化等の地下水障害、水源開発、土砂災害、さまざまな環境問題についても現地の研究者・技術者と情報交換を行ってきました。

ウルムチからトルファンに通じる高速道路。2006年1月は雪が多く,路面は完全に凍結していました。

真冬のウルムチ市の様子。気温は氷点下25℃でした。

地質サンプリングツールの説明を聞く学生

地球環境科学実験で使用する簡易ボーリングマシーン

2006年06月03〜04日: 放送大学で授業を行いました

放送大学福島学習センター(郡山市)で,「世界の水資源」と題した面接授業を行いました。

2006年04月11日: 1年F組のページを作成しました

2006年04月24日: 設立記念講演を行いました

福島大学共生システム理工学類の2006年度1年F組のページを作成しました。

今後,教養演習Tやクラス活動などの情報を掲載していきます。

→「1年F組のページ」にジャンプする
→「2006年度担当授業」のページにジャンプする

福島市で「福島県さく井技術協会」が設立され,その設立記念総会にて「井戸資料から分かること」という題名で記念講演を行いました。

2006年04月06日: 福島大学入学式が行われました

福島大学共生システム理工学類には,2006年度新入生が189名入学しました。今年度は,新入生F組のグループアドバイザーを務めます。

また,2年生には,専門領域の講義や実験を行います。

2006年度の担当授業については,「2006年度担当授業」のページをご覧ください。

2006年01月04〜15日: 中国・新疆トルファンに出張しました

中華人民共和国西部に位置する新疆ウイグル自治区の地下水資源調査結果についての最終報告会に参加するため、1月04日から1月15日までウルムチおよびトルファンに出張しました。 

2004年から国際協力機構(JICA)が実施している「中国新彊トルファン盆地における持続的地下水資源利用調査」の最終報告書(ドラフト)発表会に参加し、これまでの調査結果について報告を行いました。

また、新疆大学関係者や関係機関を訪れ、今後の大学間交流や学術研究協力について情報交換を行いました。

2006年10月3日: 日本地球惑星科学連合の評議会委員に就任しました

地学団体研究会が日本地球惑星科学連合に加盟したことにより,柴崎がその評議会委員に就任しました。現在,日本地球惑星科学連合に加盟している学協会は46学協会になります。

nshiba-news.pdf へのリンク

2006年08月15日〜09月28日: エチオピアに出張しました

エチオピア連邦民主共和国の首都アジスアベバで開催される、第3回アフリカ諸国向け地下水モデル技術訓練のため、8月15日から9月28日まで出張しました。
この訓練は,独立行政法人 国際協力機構(JICA)のエチオピア地下水開発・水供給訓練計画フェーズ2(EWTEC)プロジェクトの一環として行われたものです。

今年は,アフリカ諸国12ヶ国から14名と,エチオピアから13名の計27名の訓練生が5週間の訓練に参加しました。

ガーナ:2名,ケニア:1名,レソト:1名,マラウイ:1名,ナイジェリア:1名,ルワンダ:1名,スーダン:1名,スワジランド:1名,タンザニア:2名,ウガンダ:1名,ザンビア:1名,ジンバブエ:1名

2006年8月19日: 地学団体研究会の会長に就任しました

”団体研究法”というユニークな研究手法で知られている学術団体「地学団体研究会」(略称”地団研”)の第60回総会が茨城県つくば市の産業技術総合研究所つくば中央で開催され,柴崎が新会長に就任しました。

今後2年間,全国の会員とともに「地球のなぞを追って」研究を進めるとともに,環境問題や災害問題などで社会との接点を大事にした活動を進めていきたいと思います。

Poster.pdf へのリンク

2006年11月02〜06日: 砒素汚染国際シンポジウム(宮崎)に参加しました

2006年10月15日: 福島民友新聞で研究が報道されました

宮崎県で開催される「地下水砒素汚染による健康被害とその対策に関する国際シンポジウム〜土呂久からアジアへ 35年の歩み〜」に参加しました。また,引き続いて開催される「第11回アジア地下水ヒ素汚染フォーラム」にも参加しました。バングラデシュや中国,インド,ネパール,ベトナムからの参加者と情報交換をしました。

福島県の超学際的課題研究事業として産学官民が研究を進めている「きたかた清水再生プロジェクト」(座長:柴崎直明教授)の調査研究について,その中間報告書の内容が2006年10月15日付の福島民友新聞で報道されました。

2006年9月9日: 福島民報で研究が紹介されました

2006年10月30〜31日: 山形県金山町・秋田県三郷町を調査しました

「きたかた清水再生プロジェクト」の一環として,清水の再生によるまちづくりに関する先進地調査を山形県金山町と秋田県三郷町で行いました。この調査は,喜多方の皆さんと一緒に行いました。三郷町では,地下水人工涵養の現場も視察し,秋田大学の肥田先生から説明も受けました。

nshiba-news-2.pdf へのリンク

福島県の超学際的課題研究事業として産学官民が研究を進めている「きたかた清水再生プロジェクト」(座長:柴崎直明教授)について,その研究内容が2006年9月9日付の福島民報で紹介されました。

【学術講演会】
「大野の地下水環境 30年の変遷と住民活動」

講師: 野田佳江さん(福井県大野市民)

日時: 2006年12月14日(木) 18:00〜
場所: 福島大学金谷川キャンパス講義棟M4教室

主催:福島大学行政政策学類 社会計画講座企画

野田さんたちの大野市での取り組みの経験は,喜多方市での清水再生プロジェクトにも大変参考になると思います。皆様のご参加をお待ちしています。

福島県の超学際的課題研究事業として産学官民が研究を進めている「きたかた清水再生プロジェクト」(座長:柴崎直明教授)が実施した「きたかた清水ワクワク探検」の様子が,2006年11月15日付の福島民友新聞会津版で報道されました。

2006年11月11日: 「きたかた清水ワクワク探検」が開催されました

「きたかた清水再生プロジェクト」では,現存する清水やかつて湧き出ていた清水跡を訪ねることを目的に,11月11日(土)9時から現地で見学会を行いました。

当日はあいにく雨でしたが,地元の方々をはじめ多くの参加者が清水を見学しました。福島大学からも,2名の学生が参加しました。

柴崎研究室が担当となり,共生システム理工学類主催の学術講演会「米国における土壌・地下水汚染」が開催されました。学内はもとより,学外からも県内や宮城県,山形県の企業の方々が参加されました。

日時: 2006年11月8日(水) 16:30〜19:00
場所: 金谷川キャンパス講義棟L-1教室
講師名: ウェスレイ・マッコール氏(米国ジオプローブ社)他2名
言語: 英語講演(日本語解説あり)

2006年11月15日: 福島民友新聞で「清水ワクワク探検」が報道されました

wakuwaku-ktkt.pdf へのリンク
nshiba-news-3.pdf へのリンク

2006年11月08日: 学術講演会「米国における土壌・地下水汚染」が開催されました

2007年01月21日: 福島民報で研究会の活動が報道されました

1月21日の福島民報(サンデーワイド版)で,1月27日に喜多方プラザで開かれるワークショップについて報道されました。

nshiba-news-4.pdf へのリンク

2006年12月26日: 1年F組のページを更新しました

2006年12月14日: 福井県大野の地下水の講演会(野田佳江さん)があります

1年F組の皆さんは,発表順番と発表タイトルを確認してください。

2006年07月21日: 経営戦略研究会で講演を行いました

ふくしま新産業創造推進協議会傘下の経営戦略研究会(代表者:西川 和明 福島大学経済経営学類教授)の例会で,「JICA専門家が見た実像のアフリカ〜スライドと講演の60分〜」というタイトルで講演を行いました。

2006年08月03日: 留学生担当教職員研修会で講演を行いました

2006年06月24日: 福島県立会津高校で模擬授業を行いました

福島県立会津高校の2年生を対象として,大学模擬授業を行いました。授業は大学と同様に90分間行いました。

授業のテーマは、「水資源開発と環境問題 −現場の最前線から考える−」でした。世界の水資源問題や大学での研究に興味をもっていただけるように,写真や図を使用して授業を行うとともに、新生福島大学と共生システム理工学類および環境システムマネジメント専攻について紹介しました。

福島県留学生交流推進会議主催の平成18年度留学生担当教職員研修会が福島市のチェンバおおまちで開催され,「海外から見た日本―アジア・アフリカの海外調査の中で感じたもの―」というタイトルで講演を行いました。

自らがインドに留学した体験や,アジア・アフリカ各国の地下水調査を通じて体験した異文化や日本に対する見方などを紹介しました。

2006年07月14日: 喜多方市で講演をおこないました

2006年度に,特定非営利活動法人 超学際的研究機構から委嘱されて,「きたかた清水の再生によるまちづくりに関する調査研究会」の研究員となりました。今後,研究会の座長として喜多方市の清水の現状調査や清水が枯渇した原因を調査し,清水を再生させてまちづくりを行うための提言を行います。

第1回の研究会が会津喜多方商工会議所で行われ,「湧水調査と清水の再生のために」と題した基調講演を行いました。

2006年06月15日: 簡易ボーリングマシーンの講習会を行いました

共生システム理工学類が新たに導入した簡易ボーリングマシーンの講習会を,柴崎研究室と長橋研究室が合同で開催しました。このボーリングマシーンは米国製で,地下地質調査や土壌・地下水汚染調査等に使用することができます。

当日は,長橋研究室の学生5名も参加して,ボーリングマシーンの操作方法や,掘削の方法,地質サンプルの採取方法などを習得しました。

2006年度の後期から始まる「地球環境科学実験」(第4セメスター)では,この機械を使用して地質サンプルの採取を行います。

2007年03月13日: 「きたかた清水再生のページ」を更新しました

2007年01月27日: 第3回喜多方ワークショップ(中間報告会と講演会)が開かれました

柴崎研究室が設置した「御清水公園観測孔」の地下水位観測記録を掲載しました。
また,勘福(カンプク)清水横の地下水位観測記録を更新しました。
さらに,田付川幸橋付近および遠藤光衛さん宅井戸,村岡 泉さん所有井戸の地下水位観測記録を掲載しました。

福島県の超学際的課題研究事業として産学官民が研究を進めている「きたかた清水再生プロジェクト」(座長:柴崎直明教授)の調査研究について,1月27日に第3回ワークショップ(中間報告会と講演会)が喜多方プラザで開催されました。

当日は,定員80名の会場が満席になりました。新聞の報道記事は,以下のPDFファイルをご覧ください。

応用地質研究会春の巡検の参加者(喜多方市日中ダムにて)

無錫市の京杭大運河沿いのかさ上げの状況。
1980年代から3回もかさ上げが行われている。

2007年6月02日に喜多方市に出かけ,御清水公園と,菅原町,稲村に設置した自記水位計による最新地下水位観測データを取得しました。その結果を入れたグラフを掲載しました。喜多方市稲村では,5月中旬に水田湛水により地下水位が急上昇しました。詳しくは,「きたかた清水再生のページ」をご覧ください。

2007年05月28日: 麻疹(はしか)のため,全学休講になりました

http://www.pref.fukushima.jp/syuto/tyougaku/kitakata.htm

2007年05月17日: 「きたかた清水再生のページ」を更新しました

2007年5月12日に喜多方市に出かけ,御清水公園と,菅原町,稲村に設置した自記水位計による最新地下水位観測データを取得しました。その結果を入れたグラフを掲載しました。

2007年03月22〜29日: ベトナムのハノイに出張しました

2007年04月06日: 2007年度授業のページを更新しました

2007年9月に実施する「海外演習」の準備と,ハノイ自然科学大学との交流協定締結準備のため,ベトナムのハノイに出張しました。また、ハノイ市近郊のハータイ省で地下水ヒ素汚染の現地調査を行いました。さらに、ベトナム水資源大学(Water Resources University, Dai Hoc Thuy Loi)に招かれて、同大学の学長と懇談しました。

緊急
【全学休講のお知らせ】
麻疹(はしか)学生発生のため下記期間全学休講となります。
5月28日(月)6時限〜6月9日(土)4時限
金谷川キャンパスは6月10日(日)まで入校禁止となります。
なお、詳細についてはユニバーサルパスポート、大学ホームページに掲載されます。

2007年05月31日: 「きたかた清水再生のページ」を更新しました

喜多方市のカンプク清水脇の地下水位を測定していただいている三本杉ジオテックさんより,2007年5月31日までの最新データをいただきました。その結果を入れたグラフを掲載しました。

2007年05月21日: 「きたかた清水再生」の報告書がダウンロードできます

「きたかた清水の再生によるまちづくりに関する調査研究報告書」が,福島県超学際的研究事業の次のアドレスで公開されています。



報告書は,ワードのドキュメントファイルおよびPDFファイルでダウンロードできます。

紙版の報告書は白黒でしたが,インターネット版はカラーで見やすくなっています。

どうぞご覧ください。

2007年05月18日: 「きたかた清水再生のページ」を更新しました

今年度担当する前期および後期の授業をまとめて載せました。なお,詳しい授業計画は,シラバスをご覧ください。

喜多方市のカンプク清水脇の地下水位を測定していただいている三本杉ジオテックさんより,2007年5月18日までの最新データをいただきました。その結果を入れたグラフを掲載しました。

2007年04月03日: 研究業績を更新しました

「アフリカにおける地下水開発と井戸成功率」という論文を「商学論集」に投稿し、2007年3月に発行された第75巻第3号に掲載されました。また、2007年3月に発行された「自然共生・再生研究」(共生のシステム Vol.5)にも研究成果を発表しました。

北京の地盤沈下展覧館。内部に地盤沈下観測施設もある。

2007年06月04日: 「きたかた清水再生のページ」を更新しました

2007年06月20日: 福島大学創立記念シンポで報告します

福島大学では,「地域の水環境問題を考える―アジア・日本そして福島―」と題した創立58周年記念シンポジウムを6月20日に開催します。当日は,「アジアの地下水開発・管理の現場からみた水環境問題」というテーマで報告を行います。
詳しくは,次のファイルをご覧ください。

「きたかた清水再生のページ」にジャンプする

2007年06月02〜03日: 応用地質研究会 春の巡検「喜多方」を実施しました

福大創立記念シンポの案内(pdfファイル)

応用地質研究会の春の巡検(見学会)が喜多方市で行われ,「きたかた清水再生プロジェクト」の研究成果を紹介するとともに,喜多方の清水の現状と清水を取り巻く環境問題について現地を案内しました。また,会津喜多方商工会議所との意見交換も行いました。

水資源大学の測量実習の様子(2)

2007年03月17日: 第4回きたかた清水再生ワークショップが開催されます

2007年02月09日: 「きたかた清水再生」のページを新設しました

水資源大学の測量実習の様子(1)

nshiba-news-5.pdf へのリンク

2007年03月19日: 自然共生再生プロジェクトで発表しました

環境システムマネジメント専攻の平成18年度研究交流会および「自然共生再生プロジェクト」第2回ワークショップが,3月19日に次のように開催されました。

日時: 2007年3月19日 10:00〜17:00
場所: エスパル福島5F ネクストホール

このワークショップでは,阿武隈川流域水循環系の健全化に関する研究成果が発表されますが,柴崎研究室では「福島地下水盆・郡山地下水盆の予察的シミュレーションモデルの構築と地下水観測網の検討」について発表しました。

「きたかた清水再生プロジェクト」の最終ワークショップが,3月17日に会津喜多方商工会議所で開催されます。

福島県喜多方市の御清水公園内で地下水位の連続観測を開始したことを記念して,この柴崎研究室ホームページ内に,「きたかた清水再生のページ」を新設しました。

「きたかた清水再生のページ」にジャンプする

2007年01月23日: 1年F組クラス発表会(後半)は,M3教室で行います

ハノイにあるベトナム水資源大学

1月23日の「教養演習UF」のクラス発表会(後半)は,教室を変更してM3教室で行います。教室を間違えないように注意してください。

2007年01月16日: 地下水盆管理学概論小テスト2の模範解答を載せました

1月16日の「地下水盆管理学概論」小テスト2の模範解答を,授業のページに掲載しました。結果概要は,IPCアドレスに送信しました。

ハータイ(Ha Tay)省農村部での地下水ヒ素汚染調査

ハノイ西方にあるホアビンダムの全景

2007年08月20日: 巡検「大阪ゼロメートル地帯を歩く」に参加しました

地学団体研究会第61回総会が大阪市立大学で開かれ,会長として参加しました。その後開催された総会巡検「大阪ゼロメートル地帯を歩く」にも参加し,大阪市立大学の三田村宗樹さんの案内で大阪の地盤沈下状況を見学してきました。

大阪の地盤沈下は現在沈静化していますが,地盤沈下の影響は今でも各所に残っています。

ハノイ自然科学大学で開催されたセミナーで,演習結果を学生グループごとに英語で発表しました。

世界遺産(自然遺産)に登録されているハロン湾の見学。

ハノイ市街地中心部の交通量調査について議論する学生。

ハータイ省での地下水ヒ素汚染調査の様子。AAN廣中式フィールドキットを使って,ハノイ自然科学大学の学生と一緒に測定しました。

ハノイ自然科学大学の学生と英語で議論し,調査結果をとりまとめました。

紅河の支流ダー河にあるホアビン(Hoa Binh)ダム。雨季のため放水しています。

会津喜多方商工会議所で開催した報告会の様子

2007年07月09日: 福島県庁の勉強会で講演しました

福島県庁で開催された「地下水の適正管理に関する勉強会」で講演しました。勉強会に参加したのは,総合的な水管理計画に関する推進チーム構成員など,関係する部局の県職員の皆さんです。
講演のタイトルは,「地下水の適正管理及び喜多方における取組みの展開について」というもので,地下水盆管理の基礎や,安全揚水量と許容揚水量,地下水の適正管理の方法,喜多方における取り組みの展開などについて講演しました。

地下水盆管理調査法実習に参加した学生

2007年07月15日: 地下ダムについてのコメントが四国新聞に掲載されました

水不足で悩む四国・香川県では,「地下ダム」が着目されています。四国新聞は7月15日の「追跡」で,香川県が本格的な調査を始める地下ダムについて特集を載せました。
この特集の中で,地下ダムの特徴や問題点,課題などについての柴崎のコメントが掲載されました。

「四国新聞」特集記事(Shikoku.pdf) へのリンク

2007年06月23〜30日: 中国(北京〜上海)に出張しました

消雪用井戸掘削現場の見学

中国地質環境監測院が開催する地下水管理及び地盤沈下に関するシンポジウム(北京と上海)に参加・発表するために,中国に出張しました。期間中,北京→滄州→済南→南京→常州→無錫→蘇州→上海と移動し,各地の地下水や地盤沈下状況についても調査を行いました。

大阪府が高潮対策事業で建設した木津川水門

かさ上げされた堤防。満潮時には,地面よりも水面の方が高くなる。

2007年08月08〜11日: 地下水盆管理調査法実習を喜多方で行いました

本学共生システム理工学類3年生を対象とした地下水調査の野外実習を喜多方市で行い,12名の学生が参加しました。

この実習では,喜多方市街地の清水や地下水の状況を調査するとともに,喜多方地下水盆を取り巻く地質・地下水状況を見学しました。さらに,本学類の難波先生が担当している実習と協力して,河川水・農業用水・地下水の水質測定を行いました。

8月10日には,喜多方市街地の地下水利用実態を調べるため,学生による班別調査を行いました。これまで継続してきた地下水位観測結果や今回の実習による水質分析結果,地下水利用実態調査結果は,8月11日に会津喜多方商工会議所において開催された報告会で発表しました。

この実習では,会津喜多方商工会議所をはじめ,地元の皆様,関係機関の皆様に大変お世話になりました。

西道頓堀橋西詰にある水防碑。かつて地盤沈下の影響で,高潮による浸水災害を被った。

演習に参加した福島大学とハノイ自然科学大学の学生。両大学の交流協定も締結しました。

魏団長と,今後も地盤沈下に関する技術交流を進めていくことで合意

2007年10月19日: 研究業績を更新しました

課題探求グループの学生による発表

JICA(国際協力機構)が実施した地域別研修「中東地域統合的水資源管理」(Integrated Water Resources Management for Middle East)において、JICAから依頼を受けて講師を務め、「Sustainable Groundwater Use in Japan and the World」(日本と世界における持続可能な地下水利用)というタイトルで講義を行いました。
この研修には、アフガニスタン、エジプト、イラク、レバノン、パレスチナ、サウジアラビア、シリア、イエメンから計10名の研修生が参加しました。

2008年03月26日: 自然共生再生プロジェクトで発表しました

環境システムマネジメント専攻の平成19年度研究交流会および「自然共生再生プロジェクト」第3回ワークショップが,3月26日にコラッセふくしまで開催されました。

このワークショップでは,阿武隈川流域水循環系の健全化に関する研究成果が発表されましたが,柴崎研究室では「福島地下水盆の帯水層係数と地下水シミュレーションモデル」について発表しました。

2008年01月01日: 学生4名が技術士第一次試験に合格しました

本学共生システム理工学類では、2年生後期から3年生前期にかけて「課題探求グループ」という活動を課していますが、柴崎研究室では第1期生の2グループ計8名について、技術士第一次試験に合格するための指導を行ってきました。

その結果、平成19年度技術士第一次試験(環境部門)で、4名の学生が見事に合格しました。合格した学生は、技術士補登録を行うと、国家資格である「技術士補(環境部門)」を名乗ることができます。

「地球温暖化と生活(食料・水・森)の行方」の新聞記事はこちらです

2007年12月13日: 北京市の地盤沈下専門家チームが柴崎研究室を訪れました

北京市地質鉱産勘査開発局の魏局長を団長とする北京市の地盤沈下専門家チーム6名が,柴崎研究室を訪問しました。専門家チームは,魏団長のほか,北京市発展和改革委員会,北京市水務局,北京市水文地質工程地質大隊のメンバーから構成されています。

今回の訪問は,柴崎が2007年6月に日中地盤沈下シンポジウムに参加するために北京〜上海に出張したことがきっかけとなり,地盤沈下が進行している北京市の専門家チームが,日本における地盤沈下対策と観測技術を視察するために来日したものです。

当日の技術交流では,柴崎が日本の地盤沈下の概要や調査・対策の歴史について紹介しました。また,6月に柴崎と一緒に訪中した坂東和郎さん(興和 先端技術部)にも新潟から参加していただき,日本の地盤沈下観測技術,とくに精度よく地盤沈下を観測することのできる二重管式地下水地盤沈下観測井の最新技術について,模型を使用して説明しました。

アフリカ理解講座でのタンザニアについての講演

2008年04月04日: JICAの中東地域水資源管理研修で講義しました

2008年04月05日: メコン川流域ヒ素汚染研究グループの会合で発表しました

アジア砒素ネットワーク(AAN)や応用地質研究会(RGAG)、そして新潟地域をはじめとする全国各地から関係者が集まって、「メコン川流域地下水ヒ素汚染研究グループ」が結成されました。そして、その第1回拡大事務局会議が4月5日に新潟大学で開催されました。
この会議で、ベトナム・ハノイ地域やカンボジア南部〜中部地域の地下水ヒ素汚染状況について、これまでに実施した調査の結果を発表し、これからの研究課題を検討しました。

2008年03月27〜30日: 野尻湖の発掘に参加しました

2008年02月09日: 地球温暖化シンポジウムで講演しました

ナウマンゾウやオオツノシカの発掘で有名な長野県北部にある野尻湖の発掘に参加しました。今回は第17次の湖底発掘でしたが、「福島野尻湖友の会」の皆さんをはじめ、全国から集まった仲間と楽しく発掘調査をすることができました。

JICA(国際協力機構)帰国専門家福島県連絡会が主催して開催されたシンポジウム「地球温暖化と生活(食料・水・森)の行方」において、水・地下水の分野から地球温暖化による影響や対策について講演しました。また、パネルディスカッションのパネラーとして、温暖化防止対策や今後の課題等について幅広く意見を交換しました。

地元報告会での学生班別調査報告の様子

日本の地盤沈下対策および観測技術についての意見交換

2007年10月31日: 農業農村工学会で講演しました

福島テルサで開催された平成19年度農業農村工学会東北支部総会で,特別講演を行いました。講演のタイトルは,「農と水 〜きたかた清水再生の取組みから考える〜」です。きたかたの清水再生への取組みから,”農を守って水を守る”アイディアについて講演しました。

2007年12月06日: 新しい研究室に移転しました

2007年10月11日: 「きたかた清水再生のページ」を更新しました

2007年10月6日に,御清水公園と稲村,菅原町に設置した自記水位計による最新地下水位観測データを取得しました。また,カンプク清水の地下水位データも更新しました。

詳しくは,「きたかた清水再生のページ」をご覧ください。

柴崎研究室は,これまでの経済棟から,耐震補強工事の完了した理工棟6階に移転しました。新しい柴崎研究室の部屋番号は,610号室(メイン)と611号室(学生用)の2つです。電話やFAX番号,メールアドレスに変更はありません。

Taylor & Francis社が発行する雑誌「Journal of Environmental Science and Health, Part A (Toxic/Hazardous Substances and Environmental Engineering)」に,バングラデシュにおけるヒ素汚染対策としての深層地下水開発の評価に関する次の論文を投稿し,それが掲載されました。


Naoaki Shibasaki; Peifeng Lei; Akira Kamata (2007) Evaluation of deep groundwater development for arsenic mitigation in western Bangladesh, Journal of Environmental Science and Health, Part A, 42:12, 1919 - 1932.

「きたかた清水再生のページ」にジャンプする

2007年09月13〜25日: 海外演習でベトナムに出張しました

本学共生システム理工学類では,3年生の希望者3名を対象に,ベトナムで海外演習を行いました。ベトナムでは,ハノイ市および紅河デルタで環境分野の野外演習を行いました。

学生による海外演習の帰国報告会を,10月24日(水)13:00〜14:30にM-2教室で行います。理工学類の学生の皆さんで,海外演習の様子を詳しく知りたい人,来年度の海外演習に行きたいと考えている人は,是非,帰国報告会に参加してください。

バンコクの地盤沈下調査でお世話になった
Dr. Vachiさんと再会しました

2008年12月13〜14日: ふくしまグローバルセミナーに参加しました

福島県国際理解教育ネットワークが主催しJICA二本松で開催された「ふくしまグローバルセミナー2008」に参加し、「世界の水資源の実態と環境問題」という講座(セッション-3,4、講座E)で講師を務めました。このセミナーには、高校生や大学生から70歳代の方々まで約200名が参加しました。
柴崎が担当した講座では、地球上の水の量の実感や1日1人あたりの生活用の使用水量の比較、ヴァーチャルウォーター(仮想輸入水)の実態をレビューした後、世界各地の地下水の実態や地下水に関係する環境問題を報告しました。

2008年12月23〜31日: ベトナムに出張しました

2008年11月15〜16日: アジア地下水ヒ素汚染フォーラムで発表しました

九州大学大橋キャンパスで開催された第13回アジア地下水ヒ素汚染フォーラムに参加し、「メコンデルタにおける地下水ヒ素汚染の分布と地下水流動系―カンボジアでの研究事例とベトナムでの課題―」(Distribution of Groundwater Contamination by Arsenic and Groundwater Flow System in the Mekong River Delta -Case Studies in Cambodia and Study Challenges in Vietnam-)というタイトルで発表しました。

2008年09月28日: 郡山市ふれあい科学館で講演と実験を行いました

12月前半に引き続き、「メコン川流域地下水ヒ素汚染研究グループ」の現地調査がベトナム南部のドンタップ省で行われ、当研究室からも柴崎および学生1名が現地調査に参加しました。
現地では、地下水の水質調査やコアボーリング、地下水観測孔の設置などを行いました。

2008年10月11〜15日: 「まなびピアふくしま2008」にポスターを出しました

第20回全国生涯学習フェスティバル(ビッグパレットふくしま、郡山市)で、柴崎研究室が実施している喜多方の清水再生に向けた取り組みについてポスターを展示しました。

2008年12月03〜08日: ベトナムに出張しました

アジア砒素ネットワーク(AAN)や応用地質研究会(RGAG)、そして新潟地域をはじめとする全国各地から関係者が集まって結成された「メコン川流域地下水ヒ素汚染研究グループ」の現地調査がベトナム南部のドンタップ省とアンザン省で行われることになり、当研究室からも柴崎および学生2名が現地調査に参加しました。

代表者のウ・ソエ・ココさんからの記念品贈呈

2008年11月14日: 技術士会東北支部研修会で講演しました

福島大学と郡山市ふれあい科学館との連携事業で実施された公開講座「蒼い星・地球について考える〜この美しい星を守るためには〜」で、「地下水を探す方法を考えよう」と題して講演と実験を行いました。普段使用している水の量や、地球上での地下水の量や分布などについて話をしたあと、地下水調査で用いられる電気探査について分かりやすく解説しました。
後半は、柴崎研究室に所属している3年生の半谷尚之君と大内拓哉君に手伝ってもらい、水槽の水の中に金属板を入れて、電気探査の原理を知るための実験を行いました。
子供から大人まで大勢の人々が参加され、地下水を探す方法について大変関心を持っていただきました。

(社)日本技術士会東北支部応用理学部会で開催された平成20年度研究会において、「アジアと日本の地下水環境問題〜地下水汚染から塩水侵入まで〜」という題名で講演を行いました。

タイのバンコクで開催された地下水資源管理に関する国際シンポジウム「International Symposium on Efficient Groundwater Resources Management “The Challenge of Quantity and Quality for Sustainable Future”」(IGS-TH2009)に参加し、基調講演を行いました。基調講演のタイトルは、「Roles of "Permissible Yield" and "Permissible Groundwater Level" for Effective Groundwater Basin Management in Japan」です。

きたかた清水ネットワーク主催の交流会の様子

2009年02月15〜21日: タイに出張しました

2009年03月10日: 自然共生再生プロジェクトで発表しました

環境システムマネジメント専攻の平成20年度研究交流会および「自然共生再生プロジェクト」第3回ワークショップが,3月10日にホテルサンルートプラザ福島で開催されました。

このワークショップでは,阿武隈川流域水循環系の健全化に関する研究成果が発表されましたが,柴崎研究室では「福島地下水盆の浅層地下水モニタリングと深部層相解析」について発表しました。また、研究成果のポスター展示も行いました。

柴崎研究室が設置した御清水地下水観測孔の見学

電気探査の実験に見入る子供たち

地学団体研究会第62回総会(東京:大東文化大学)において、会長をもう1期(任期2年)務めることが決まりました。

2008年08月22日: 地学教育のシンポジウムで講演しました

学生実習の地元報告会のあと、「きたかた清水ネットワーク」の結成総会が押切川公園体育館会議室で開かれ、地下水保全並びに湧水の保全と復活のための調査・検討・具体的実践を行い、「人と自然が共生し、水と緑に輝くまち」を創造することを目的とした活動がスタートしました。

柴崎研究室も、「きたかた清水ネットワーク」の設立趣旨に賛同し、ネットワークに参加しています。
「きたかた清水ネットワーク」のホームページは、次のサイトでご覧になれます。

地学団体研究会第62回総会(東京:大東文化大学)で開催された教育シンポジウム「地学教育の新たな方向―現状と課題―」において、「地学教育の重要性―応用地質の立場から―」と題して講演を行いました。

2008年08月06〜09日: 喜多方で学生実習を行いました

2008年05月17日: JICA二本松オープンハウスで講演しました

独立行政法人 国際協力機構のJICA二本松青年会議協力隊訓練所で「春のオープンハウス」が開催され、「アフリカ理解講座」で「タンザニア〜JICA専門家が見た実像〜」というタイトルで講演しました。
当日は、柴崎研究室で活動している本学理工学類の課題探求グループの学生(3年生、3名)も、「JICAの環境に対する取り組み〜アフリカ〜」というタイトルで発表しました。
アフリカの水や食糧問題が注目される中、多くの参加者に講演や発表を聞いていただきました。

子供たちから大人まで多くの方々が参加しました

「きたかた清水ネットワーク」のHPにジャンプする

郡山市ふれあい科学館での講演の様子

水資源機構で行った研修の様子

2008年08月24日: 地学団体研究会の会長として留任することになりました

2008年08月09日: 「きたかた清水ネットワーク」が結成されました

昨年度に引き続き、福島県喜多方市で「地下水盆管理調査法」の学生実習を行いました。今年は、3泊4日の日程で「土壌浄化学実験」(難波先生)の実習と合同で行い、学生25名、教員2名が参加しました。
8月8日には、学生が班別に分かれて、喜多方市街地東部の家や事業所について各戸訪問による地下水利用実態調査を行いました。
8月9日は押切川公園体育館会議室で調査結果の地元報告会を行いました。地元の皆様や「きたかた清水ネットワーク」関係者の皆様、大変お世話になりました。

2009年04月13日: JICA「中東地域統合的水資源管理」研修で講師を務めました 

JICA(国際協力機構)の地域別研修「中東地域統合的水資源管理」で講師を務めました。アフガニスタン,エジプト,イラク,ヨルダン,レバノン,サウジアラビア,シリア,イエメンからの研修生に、「地下水の開発・利用・管理」というテーマで講義を行いました。

2010年03月25日: 柴崎研究室から5名が卒業しました

2009年12月23〜31日: ベトナム・メコンデルタに出張しました

柴崎研究室から、5名の所属学生が無事に卒業しました。卒業生の氏名と卒業研究のタイトルは、つぎのとおりです。

相澤幸裕君:
「エチオピアにおける給水事業と適切な井戸成功率の検討」
大内拓哉君:
「仙台平野南部における地下水塩水化のメカニズムと鉄による汚染原因の解明」
佐藤真一君:
「福島盆地の地下水流動解析と地下水利用実態の推定」
澤橋絹代さん:
「ベトナムDong Thap省Tay島における地下水流動からみた地下水ヒ素汚染機構の解明」
半谷尚之君:
「会津盆地北部の水文地質構造および地下水流動の解析」

2009年11月14〜15日: 第14回アジア地下水ヒ素汚染フォーラムが開かれました

アジア砒素ネットワーク(AAN)と応用地質研究会(RGAG)が共催して毎年開催されている「アジア地下水ヒ素汚染フォーラム」が、2009年11月14〜15日に福島大学で開催されました。ヒ素フォーラムには、合計65名以上の方が参加されました。


第14回アジア地下水ヒ素汚染フォーラム第3回案内(サード・サーキュラー)へのリンク

2009年08月25日〜9月23日: エチオピアに出張しました

JICA(国際協力機構)の「エチオピア国地下水開発・水供給訓練計画フェーズ3」プロジェクトに参加するため、エチオピアに出張しました。エチオピアでは首都のアジスアベバに滞在し、エチオピアおよびアフリカ諸国15カ国30名の技術者に、地下水モデルについての研修を行いました。

アジア砒素ネットワーク(AAN)や応用地質研究会(RGAG)、そして新潟地域をはじめとする全国各地から関係者が集まって結成された「メコン川流域地下水ヒ素汚染研究グループ」の現地調査で、ベトナム南部メコンデルタのホーチミン市とドンタップ省に出張しました。

2009年08月12日: 第14回アジア地下水ヒ素汚染フォーラムの第2回案内を出しました

アジア砒素ネットワーク(AAN)と応用地質研究会(RGAG)が共催して毎年開催されている「アジア地下水ヒ素汚染フォーラム」が、2009年11月14〜15日に福島大学で開催されます。詳しくは、次のリンクをクリックして、第2回案内(ファースト・サーキュラー)をご覧ください。参加・発表の締め切りは、9月30日です。

2009年05月27日: 第14回アジア地下水ヒ素汚染フォーラムの第1回案内を出しました

アジア砒素ネットワーク(AAN)と応用地質研究会(RGAG)が共催して毎年開催されている「アジア地下水ヒ素汚染フォーラム」が、2009年11月14〜15日に福島大学で開催されます。詳しくは、次のリンクをクリックして、第1回案内(ファースト・サーキュラー)をご覧ください。

2009年08月21日: 「キューバの実態と地下水事情」について講演しました


第14回アジア地下水ヒ素汚染フォーラム第2回案内(セカンド・サーキュラー)へのリンク

2009年03月16〜17日: 喜多方でミャンマー人研修生を案内しました

独立行政法人 国際協力機構(JICA)からの依頼により、JICAが実施している「水供給施設の維持管理」コースに参加しているミャンマーからの研修生4名を、喜多方で案内しました。喜多方では、柴崎研究室も参加している「きたかた清水ネットワーク」が地下水を保全して清水を再生させる活動を行っており、地下水開発が行われているミャンマーでも今後地下水の有効利用と保全について、喜多方での取り組みを参考にしたいとのことでした。

柴崎研究室からは3年生5名も同行し、地下水観測孔や冬水たんぼ実証試験地、清水の現状、日中ダムなどを案内しました。また、「きたかた清水ネットワーク」との意見交換会や交流会も行いました。

2009年03月25日: 柴崎研究室から初めての卒業生が出ました

柴崎研究室に所属して、「喜多方市稲村地区を中心とした地下水の流動機構について」というテーマで卒業研究を行った田中寿枝さんが、無事に卒業しました。田中さんは、4月から日本工営株式会社に就職します。

2009年8月20〜23日に開催された地学団体研究会第63回下仁田総会の応用地質夜間小集会で、「キューバの実態と地下水事情」というタイトルで講演を行いました。


第14回アジア地下水ヒ素汚染フォーラム第1回案内(ファースト・サーキュラー) へのリンク

2009年06月01〜30日: キューバに出張しました

JICA(国際協力機構)の「キューバ国気候変動対策のための地下水開発・管理能力向上プロジェクト」に参加するため、キューバに出張しました。キューバでは東部のカマグェイ県に滞在し、キューバ人技術者の地下水数値モデル構築能力向上のために研修を行いました。

2009年10月19日: 会津地下水盆について講演しました

福島県会津若松建設事務所が主催した講演会で、「会津地下水盆のかん養と潤いのあるまちづくり」というタイトルで講演を行いました。当日は60名近い人が参加し、会津盆地の水循環や地下水について関心が高いことが分かりました。柴崎研究室では、今後、会津地下水盆全体についても調査・研究を行っていく予定です。

2010年04月08日: 柴崎研究室の3名が大学院に進学しました

柴崎研究室を卒業生した3名(大内拓哉君、佐藤真一君、半谷尚之君)が、福島大学共生システム理工学研究科博士前期課程に進学しました。

キューバ人研修生と喜多方ラーメンを食べて記念撮影

2010年07月15日: 新しい研究室に引越しました

共生システム理工学研究科に博士後期課程が設置されたことに伴い、これまでの理工研究実験棟に隣接して「総合研究棟」が建設されました。柴崎研究室は、総合研究棟6階の602号室に移転しました。
以前の研究室よりも面積が広くなり、研究・教育環境が改善されました。

2010年05月14〜15日: JICAキューバ人研修生を案内しました

JICA(国際協力機構)の「キューバ国気候変動対策のための地下水開発・管理能力向上プロジェクト」の研修で、キューバ国水資源省および土木コンサルティング公社の5名の技術者が福島大学を訪問しました。その後、柴崎研究室では4名の院生・学生とともに、キューバ人研修生を土湯温泉、裏磐梯、喜多方に案内しました。喜多方では、「きたかた清水ネットワーク」の方々と交流会を開き、地下水を保全し清水を再生させる取り組みについて各地を見学しました。

キューバ人地下水モデル研修生と地下水セミナー後に記念撮影