国立大学法人 福島大学
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自然共生再生プロジェクト

福島県内100年間の水域生態系変遷の推定のための植物資料の収集とデータベース化
研究者 : 黒沢 高秀
  1900年代以降県内の在野の研究家によって集められた植物標本は約30万点。こ れらは過去の生態系変遷を語る貴重な証拠ですが,現生植物を担当する博物館 のない福島県では引き取り手もなく,散逸や虫害による消失の危機に直面して います。これらの標本の一部の収集整理を通じて,水湿地生植物の生育記録を データベース化し,文献からの知見と併せて県内100年間の水域生態系変遷推 定のための基礎資料を得ます。地域の自然を研究対象とする理工学系の学類が できたことにより可能となった研究です。


■公開シンポジウム「高校生研究発表」「東北地方の植物 〜多様性とその保全〜」    

最終更新日:2008/12/20

日本植物学会東北支部会主催の公開シンポジウム「高校生研究発表」および「東北地方の植物 〜多様性とその保全」が12/13に福島大学で開催されました(後援:福島県教育委員会,福島大学,自然共生再生プロジェクト)。「東北地方の植物の多様性と保全 〜現状と本シンポジウムのねらい〜」のタイトルで本プロジェクトの成果の一部を発表しました。参加者は117名(日本植物学会員67名,一般23名,高校生27名)でした。高校生からは6件の発表がありました。

福島民報2008.12.14の記事

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■公開講演会「初秋の安達太良山と裏磐梯の植物」    

最終更新日:2008/9/9

2008年9月5日にフォレストパークあだたら(大玉村)において標記講演会(主催:日本植物分類学会2008年度野外研修会,後援:自然共生・再生プロジェクト)が開催されました。「裏磐梯の水性・湿地生植物」のタイトルで本プロジェクトの成果の一部を発表しました。参加者は35名(日本植物分類学会員18名,一般17名)でした。発表の後の質疑応答では,この地域の植物の由来や性質に関する質問や意見が活発に交わされました。

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