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  2017年 1月 5日
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Koji Nagahata


   




メモ

 御用始めから2日目のこの日,宮城野原駅前には,仙台市委嘱の自転車誘導員が立っており,さらに,工事現場の仮囲いには新たな看板が設置されていた。どちらが主要因であるか,現時点では特定できないが,この日,駅前に違法駐輪された自転車の数は,昨年末と比べて,明らかに少なかった。そして,点字ブロックの上に置かれた自転車は皆無であった。
 昨年末帰省する際には,まだ,この看板は設置されていなかったので,年末年始(12月30日から1月4日)の間に設置されたのだろう。この看板の効果が如何程のものであるかは,次に,自転車誘導員が立っていない朝,どのような状況になるかを見れば,一目瞭然である。楽しみだ。
 せっかく設置した看板に実効性を持たせるには,どのようにしたらよいのか,これまでの経緯を参考に,簡単に検討しておこう。掲示と言えば,2016年7月25日に「防犯カメラ作動中 駐輪禁止」というポスターが貼られている。しかし,このポスターは,全くといってよい程,効果がなかった。その理由として考えられるのは,ポスターが貼られた後にここに駐輪したところで,結局,何の対応もされなかったことである。いくら監視していても,問題が起きた際にそのまま放置されてしまえば,監視されていないのと同じことなのだ。
 この教訓を活かすならば,今回,このような看板を設置したからには,実際に,放置自転車を撤去する必要がある。それをしない限り,この看板は,意味のないものになってしまうことであろう。


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