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  2016年12月19日
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Koji Nagahata


   




メモ

 この日,宮城野原駅前に違法駐輪された自転車は,いつになく多く見えた。ただし,近づいてよく見ると,自転車に取り囲まれて,駐輪されていないスペースがあるので,数自体は普段と多くは変わらないのかもしれない。点字ブロックの上に置かれた自転車の数は,普段より明らかに多かった。
 駐輪禁止を示すテープを張るための支柱のうち駅から近い方のものは,これまで通り,フェンスから自転車約1台分のスペースのところに置かれている。もう一本は,点字ブロックぎりぎりの位置に置かれている。おそらく,違法駐輪する自転車を,出来る限りテープの奥に置かせるよう誘導する作戦のつもりなのだろうが,写真を見るとわかるとおり,そのような結果は得られていない。むしろ,テープの手前側に,普段より多くの自転車が置かれているように見える。その結果として,さらに手前側である点字ブロックの上に駐輪する自転車の数も増えたのではなかろうか。
 また,駅から遠い方の支柱がこの位置に置かれると,たとえ,点字ブロックの上に自転車が置かれていなかったとしても,右手で白杖を使う視覚障害者が駅から出てきた場合に,歩行の邪魔となってしまう。この点の配慮も足らないと指摘せざるを得ない。
 この様子だと,点字ブロックが使えるようになる日は,残念ながら,当分来そうにない。


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