学類長写真
共生システム理工学類長 石原 正
「共生システム理工学類で共に学びましょう」

 人間は好きな事をしている時は楽しくて一番幸せなときです。そして、好きなことは上達するのも早く、後々何らかの役に立つものです。現在社会の仕組みや動きは大変に複雑です。このような時代、楽しく生きて行くには何事につけ自分にフィットしたものを見出すことが大切です。
 大学でどんな研究分野に進んだら自分にぴったりか悩んでいるみなさん。人間の才能は生まれつき持っている性質(天性)とその後の教育(与えられる教育と自ら学び取る教育)によっていると言われています。文系・理工系と言うけど人間がそのように分かれているわけではありません。ひとりの人の中には同時に両方の性質が存在しているのです。現在社会では、科学技術や情報通信技術を無視することはできません。こんな複雑な時代だからこそ、そのような科学技術を上手に活用する立場に立って、物事を人文社会科学的側面と理工学的側面の両面から捉えられる考え方と問題解決能力をしっかり身に付けようではありませんか。 福島大学の共生システム理工学類で、みなさんが自分にぴったりな分野を見出し、常に新しい飛躍のステップを踏み出せる力を自らつかみとる教育環境を与えられると信じています。